高雄ライトレールの環状線が開通!車窓に広がる緑豊かな都市風景
【◎文/陳婷芳 ◎翻訳/有田夏子 ◎撮影/黄敬文】
街角から気軽に乗り降りできる「高雄ライトレール」に乗って、緑豊かな「トトロトンネル」区間や、このたび開通した「緑の巨人トンネル」区間をぜひ訪れてみよう。
2013年から10年の工事期間を経て2024年の元日、高雄ライトレールの環状線がついに完成し、「交通の平等」と「グリーン交通」への重要な一歩を踏み出した。高雄市は今後もMRTイエローライン、MRTレッドラインの岡山~路竹区間、小港~林園区間の建設により、高雄交通網「4ライン」を整備し、より便利な都市生活を実現していく。
高雄ライトレールの沿線には多くの見どころがあり、駁二大義駅(C12)の大港橋、真愛碼頭駅(C11)の愛河湾、美術館駅(C21)付近の「トトロトンネル」、五権国小駅(C34)~凱旋武昌駅(C35)区間の閑静な街並み、このたび開通した新上国小駅(C25)~樹徳家商駅(C29)の「緑の巨人のトンネル」などは、いずれも人気の撮影スポットだ。
なかでも、美術館駅(C21)~内惟芸術中心駅(C21A)の区間は、「トトロトンネル」の愛称で親しまれる人気スポットだ。この区間の工事では、「もとからある自然を生かす」方針が採用され、一帯に群生するマダガスカルアーモンドの林を生かすべく、線路や駅に工夫が凝らされた。こうして完成した500メートルにおよぶ樹々のトンネルは、まるでジブリアニメの光景のようだ。
このたび開通した新上国小駅(C25)~樹徳家商駅(C29)の区間にも、同様の設計方針が採用され、大順路に街路樹としてもとから植わっていた318本のアメリカネムの樹ををそのまま生かし、線路に芝生を敷きつめることで、空まで届きそうな街路樹に囲まれた「緑の巨人のトンネル」が完成した。また、この区間の各駅には、「5つの幸福」の象徴として、「福」をもたらすコウモリ、「俸禄」をもたらす鹿、「長寿」をもたらす鶴、「喜び」をもたらすカササギ、「財産」をもたらす猫をモチーフとしたデザインが採り入れられた。幸せを運ぶアート作品が、町並みに新たな彩りを加えている。
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