10年ぶり!黄色いアヒルが愛河湾に再登場
【◎文/李瑰嫻 ◎翻訳/有田夏子 ◎撮影/黄敬文】
「黄色いアヒルが帰ってきた!」黄色いアヒルを迎えるにあたり、高雄市がFacebookグループ「我就愛高雄ㄚ」(高雄大好き)を立ち上げると、ひと月も経たぬうちに2万人近くのファンが集まった。ネットでは10年前に撮った黄色いアヒルの写真が飛び交い、思い出話に花が咲いた。
世界的ブームを巻き起こした黄色いアヒルが高雄ランタンフェスティバル「2024 Kaohsiung Wonderland冬の楽園」の開催に合わせ、2月25日まで愛河湾で、ふたたび可愛い姿をお披露目する。高雄港の16~18号埠頭を会場とする「冬の楽園」では、黄色いアヒルのほかにも、巨大なバルーンアート、SNS映えするインスタレーション、グルメ屋台、ふわふわドーム、児童劇団、サーカスなどが春節気分を盛り上げる。
オランダの芸術家Florentijn Hofman氏の作品「黄色いアヒル」は、2013年に台湾で初めて高雄市の光榮埠頭に登場した。1か月の展示期間に延べ390万人が参観し、10億元もの観光付加価値が生み出されたという。それから10年、高雄の「亜洲新湾区」ではランドマークの建設が進み、今年は高雄ライトレールも全区間が開通した。港湾地域の風景は一新し、文化とテクノロジーの香りあふれる台湾南部の玄関口として生まれ変わった。この重要な節目に黄色いアヒルが帰ってきたことはとても意義深い。
黄色いアヒルが温風を連れてきたのか、今年の高雄の冬はすごしやすく、ホテルなどの観光業者はさまざまな優待プランを企画している。イベント期間中、高雄ライトレールでは黄色いアヒルのラッピング車も登場する。内側から外側まで遊び心にあふれた水色の車両に、アヒルの笑顔が可愛らしい。陳其邁市長は、「高雄ライトレールは市内の移動手段として、もっとも環境によくサスティナブルな選択です。今年の春節祭りはライトレールでゆったりと高雄の街をめぐり、冬でも暖かな高雄の日差しを感じ、高雄の発展を見守っていただきたい」と語る。
Facebookグループ:我就愛高雄ㄚ
高雄ライトレール「黄色いアヒル」ラッピング車輛
列車番号|KLRT-24
「高雄ibus」アプリで運行状況を確認できる
もっと読む…(Love Kaohsiung 愛・高雄 英日版トップページへ)
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