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台北のドラァグクイーン 人々を魅了するカフェ

台北に来てアジアで最もクリエイティブで、多様な演出が見られるドラァグクイーンのショーを体験しましょう。
台北に来てアジアで最もクリエイティブで、多様な演出が見られるドラァグクイーンのショーを体験しましょう。

【文 / Seb Morgan】

【編集 / 下山敬之】

【写真 / Samil Kuo】

台北では同性婚が認められて以降、台北のドラァグクイーン(女性に扮した男性パフォーマー)の人気はますます高まっています。また、LGBTQI+たちの祭典「台湾プライド(Taiwan Pride)2020」に先立ち、彼女たちのパフォーマンス‧アートについても理解していきましょう。

台北は数年前にLGBTQI+の代表的な地域として台頭して以来、LGBTQI+関連のイベントはますます盛り上がりを見せていて、10月に行われる「Pride Month」は、もはや東アジア最大のイベントと言っても過言ではありません。他のイベントでも、ドラァグクイーン界のスーパースターが集まったり、さらにドラァグ‧キングという新興文化が生まれるなど大きな変化も起こっています。

ここでは、ドラァグクイーンを台北に広めたCafé Dalidaとそこで働くドラァグクイーンたちに焦点を当て、彼女たちがどのようにして今に至るのか、長年に渡る歴史を紹介していきます。

時代の変化

Alvinは、台北で最も人気のあるゲイバーCafé Dalidaのオーナーです。彼は、LGBTQI+のコミュニティが台湾で異端視されていた時期を思い出し、「ゲイであることを知られたくなかった」と話します。

20年前、台北のLGBT系のお店は大半が地下にあるバーやカフェで目立たないように運営されていました。当時は、夜にバーでカラオケをしたり、チャチャを踊ったりするのが一般的で、ドラァグのようなパフォーマンスも存在はしていましたが、そのほとんどは紅頂藝人(ホンディンイーレン)という劇団が行う大道芸のようなスタイルのショーでした。「ドラァグクイーンというよりも、単純に男性が女性の物まねをしているだけでした」とAlvinは言います。

Alvinは学生時代にヨーロッパ中を旅し、ポップスとウェスタンスタイルのドラァグクイーンに夢中になりました。台湾帰国後、現在は閉店したクラブ「Source」で初のゲイナイトを主催し、海外のスタイルを台湾に持ち込んだのです。当時唯一のドラァグクイーン‧イベントには、国内外のタレントが参加し、中には後にテレビや映画の世界に進出した人もいます。しかし、Alvinは台北のゲイシーンの閉鎖的な性質が嫌だったそうです。「狭い空間で服にタバコの臭いを付け、夜明け前にクラブを出るのではなく、包み隠さず堂々と昼間から過ごせる空間を作りたかったのです。」

ヨランダ(左)、キミー(中央左)、エルジャ・ハイツ(右)、マリアン(中央右)はドラァグクイーン文化を広げる努力をし、さらにCafé Dalidaという成長の場所を与えてくれたAlvin(中央)に深く感謝しています。
ヨランダ(左)、キミー(中央左)、エルジャ・ハイツ(右)、マリアン(中央右)はドラァグクイーン文化を広げる努力をし、さらにCafé Dalidaという成長の場所を与えてくれたAlvin(中央)に深く感謝しています。

スポットライトを浴びる台北のドラァグクイーン

2006年、Alvinは西門紅楼の近くにあったお店を安い家賃で借りました。この路地は、周囲のにぎやかな通りからは見えないようになっていたため、屋外でもゲイバーであることを気にする必要がありませんでした。Alvinと共同創設者は、フランス人歌手でゲイのアイコンである人物に因んで,「Café Dalida (カフェ‧ダリダ)」と名付けました。

西門紅楼の周辺にはCafé Dalidaを含む多くのLGBTQI+系のバーやレストランがあります。
西門紅楼の周辺にはCafé Dalidaを含む多くのLGBTQI+系のバーやレストランがあります。

「ル‧ポールのドラァグレースのおかげで人気に火が付いたのだと思います。」とAlvinは、台北のドラァグカルチャーの原動力がDalidaだけにあるのではないと言います。しかし、このバーが台北でのドラァグの普及の中心的な役割を果たしていることは否定できません。数年前、Dalidaは毎週金曜か土曜にストリートのドラァグショーを始め、大成功を収めました。特に「Drag Labs(ドラァグラボ)」は大観衆を集め、Dalidaで初舞台に立つ多くの新人クイーンのお披露目の場となっています。これは、Alvinの長年の夢でした。「私がDrag Labsを始めたのは、台北で新しいクイーンを発見して、その人が自分の才能を披露できる場所を提供したいと思ったからです。」

快適な屋外空間を持ち、壁には落書きやネオンが飾られるなど活気あふれるバーとして知られるCafé Dalidaには異性・同性愛者問わず多くの人が訪れます。
快適な屋外空間を持ち、壁には落書きやネオンが飾られるなど活気あふれるバーとして知られるCafé Dalidaには異性・同性愛者問わず多くの人が訪れます。

地元のクイーンが自分自身を表現できる場所

クイーンたちがやりたいようにパフォーマンスをさせるというAlvinの方針は、観客とクイーン双方から支持されています。「Alvinに出会っていなかったら、私はドラァグクイーンの世界に入ることはありませんでした。」と、パフォーマーのヨランダ‧ミラン(Yolanda Milan)は話します。「オーナーの中には、女性的な表現をしてほしいとか、ヒット曲だけを歌ってほしいと言う人もいますが、Alvinはそんなことは言いません。ドラァグクイーンはただの女装やモノマネではなく、パフォーマンスを自分のキャラクターに合わせて高めていく一つの芸術であることを理解しているからです。」

ドラァグクイーンたちは自ら衣装と化粧をデザインし、毎回のステージで唯一無二のパフォーマンスを披露しています。
ドラァグクイーンたちは自ら衣装と化粧をデザインし、毎回のステージで唯一無二のパフォーマンスを披露しています。

Dalidaは、クイーンたちにとって、台北ならではのショーを行う実験の場です。レギュラークイーンの一人であるニンフィア‧ウィンド(Nymphia Wind)は「とても新鮮です。私たちは、大半が観客の期待しているものとは違ったクイーンを演じます。」と話します。他にも、キミー‧グリーンティー(Kimmy Green Tea)やマリアン(Marian)のように、ドラァグに笑いや可愛らしさというエッセンスを吹き込んでいるパフォーマーもいます。「本当にパフォーマー次第で、私たちはドラァグを自分のものにしています」とニンフィアは言います。

台北においてダイナミックなドラァグクイーンスタイルを取り入れている場所は、Dalida だけではありません。毎月開催される「Blush at B1」や「Pawnshop」の「CampX」といったイベントでは、観客がドラァグの多様性を体験し、その魅力を知ることができます。「ドラァグクイーンとは、見た目や振る舞いの多様性を示すもの」とヨランダは説明します。「私のように、男性であると認識しながらとても女性的な人もいます。昔は否定されていたけど、今はドラァグクイーンを通して、自身の女性らしさに気づけた喜びを表現することができます。」

ドラァグクイーンたちは自ら衣装と化粧をデザインし、毎回のステージで唯一無二のパフォーマンスを披露しています。
ドラァグクイーンたちは自ら衣装と化粧をデザインし、毎回のステージで唯一無二のパフォーマンスを披露しています。

地域社会に変化を生み出すドラァグクイーン

ゲイの男性が自分の女性らしさを受け入れるという思想は、まだ世界の大半では受け入れられていません。「20年前までは台湾にも多くのクイーンがいましたが、ドレスを着ていては彼氏ができないという考えから、多くのドラァグクイーンが辞めてしまいました。」とAlvinは振り返ります。そうした経緯から、しばらくの間、Dalidaに出演するドラァグクイーンは外国人しかいませんでした。

Dalidaのオープン当初、台北では伝統的なゲイバーが主流だったので、Alvinが初めてドラァグショーを開催した時は、客から「うるさい」「邪魔だ」という苦情を受けました。しかし、2017年に同性婚が容認されたことで、雰囲気は一変しました。「これで、もう隠す必要はないと感じました」とAlvinは言います。多くの人たちは、このムーブメントのおかげで気が楽になったと感じています。「多くの男性は心の中に小さな女の子がいます。彼らはそれが露呈するのを恐れているのです。でも、G-Starという大型ゲイダンスクラブでは、ゲイが自分の女性的な側面を受け入れているシーンを目にするなど変化も起きています。もう偽る必要なないのです」

世界中のあらゆるドラァグクイーンショーと同じく、リップシンクのパフォーマンスは最高潮の盛り上がりを見せます。
世界中のあらゆるドラァグクイーンショーと同じく、リップシンクのパフォーマンスは最高潮の盛り上がりを見せます。

台北ではドラァグが一般の人にも受け入れられるようになったことで、Alvinはアートとしてのドラァグを特に西門地区周辺の一般人に伝える機会と捉えるようになりました。「パフォーマンスの前に近所のおばあさんがバーの前を通り、明らかに嫌な顔をしました。でもショーが進むにつれて、しかめっ面はだんだんと消えていき、最後には態度が一変していて、ドラァグクイーンを大好きになっていました。」

東区の高級バー「Belle's」は、キャバレーの一環として毎晩ドラァグショーを開催しています。Alvinは、このバーのようにLGBTQI+の文化に触れる機会のない人たちの前でショーを行うことはとても重要なことだと説明します。

Café Dalida ではドラァグクイーンたちが観客に近づいていくので、至近距離で接することができます。
Café Dalida ではドラァグクイーンたちが観客に近づいていくので、至近距離で接することができます。

重要な理由

Alvinは、Café Dalidaが成功したのは、以前、蘇貞昌(スー‧ツェンチャン)台湾行政院長を始めとするエリート政治家たちが来店したことがきっかけだと話します。「当時、政府の人たちは私たちの本当の望みを知ろうとしていると感じました。」「台湾政府の役割は学校の教科書にLGBTQI+について盛り込むなどで支援をすることです。LGBTQI+に対する認知度を高めることで、周囲の無知を払拭できるのです。」

台湾のドラァグクイーン業界は教育を行い、人々の関心を寄せるに値するものです。パフォーマンス・アートとしてのドラァグクイーンは極上のエンターテインメントになりますが、クイーンやコミュニティにとってはそれ以上の意味があります。かつてDrag Labsでパフォーマンスをしていたマリアンは、「ドラァグクイーンは自分自身になるための方法で、普段はあえてしないようなことができます。そうした台湾のドラァグクイーンやキングのパフォーマンスは大喝采を受けるに値します」と語っています。

台湾プライドのドラァグで、「最高」の体験を

「2020 Taiwan LGBT Pride」では、ドラァグクイーンショーやパフォーマンス、パーティーなど、様々なプログラムが用意されています。今年のイベントは「私らしく、美しく」をテーマに、台湾のLGBTQI+に対する意識を高めることが目的です。パレードは10月31日の予定ですが、「レインボーマーケット」というイベントも開催されるので、おそろいのTシャツを着てイベントを応援しましょう。レインボーマーケットは、台北市庁舎の向かいで開催されます。新しく舗装されたレインボー横断歩道と、イラストレーターのZoo of Depression(厭世動物園)による愛らしいマスコットが目印です。

10月31日に開催される予定の2020 Taiwan LGBT Prideでは、西門町と同じ虹の横断歩道が市政府広場にも描かれます。
10月31日に開催される予定の2020 Taiwan LGBT Prideでは、西門町と同じ虹の横断歩道が市政府広場にも描かれます。

Café Dalida

萬華区成都路10巷51号

19:00 ~ 3:00(日曜-木曜)

18:00 ~ 4:00(金曜と土曜)

2020 Taiwan LGBT Pride

10月31日

taiwanpride.lgbt

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