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家族と過ごす:台湾の中秋節

近年では中秋節になると友人や家族と焼き肉をし、楽しい一時を過ごすという新しい風習が生まれつつあります。(写真 / PhuShutter)
近年では中秋節になると友人や家族と焼き肉をし、楽しい一時を過ごすという新しい風習が生まれつつあります。(写真 / PhuShutter)

【文 / Adam Hopkins】

【編集 / 下山敬之】

【写真 / Aron Visuals, Taiwan Scene, PhuShutter, Foto T 】

【イラスト / yienkeat】

台湾では、旧暦8月15日に「中秋節」をお祝いする習慣があり、今年は10月1日(木)がその日にあたります。もともとは農業の収穫を祝う重要な行事でしたが、現在では主に家族が集まる日となっていて、家族で食事に出かける光景をよく目にします。また、この日は一年で最も月が大きく見える日と言われていて、大きな満月が家族の結束と一体感を表す象徴となっています。

中秋節の神話と物語

中秋節にまつわる物語は多くありますが、中でも「嫦娥奔月(じょうがほんげつ)」は有名です。かつて天には10個の太陽があり、それ が原因で植物は枯れ、川は干上がり、人々の生活が脅かされていました。これを憂えた 后羿(こうげい)という弓使いが、特別な力を秘めた弓を携えて崑崙山の頂上に登り、9つの太陽を射落としました。英雄となった后羿は嫦娥(じょうが)という美女と結婚しますが、ある時不老不死の薬を求めてしまいます。この薬を飲むと体が天に昇ってしまい、嫦娥を地上に残してしまうことから后羿は飲まずに保管をしてきます。

しかし、悪人の逢蒙(ほうもう)という人物に薬のことが知られてしまい、后羿の家が襲われます。薬を守っていた嫦娥は、逢蒙に薬を渡さないために自ら不老不死の薬を飲み干します。その結果、嫦娥の体は天へと昇ってしまい、それを知った后羿は泣きながら空に向かって妻の名前を叫びました。そこで、月がいつもより大きく、明るくなっていることに気づきます。嫦娥が少しでも后羿の近くにいようと月に降り立ったためです。月の表面に嫦娥らしき影が見えた后羿はそれ以降、彼女が好きだった果物を供え、香を焚くようになりました。周囲の人々もこの習慣を真似たことが、中秋節の始まりと言われています。

嫦娥奔月(じょうがほんげつ)
嫦娥奔月(じょうがほんげつ)

他にも「玉兔」という伝説では、飢えた老人に姿を変えた玉皇大帝が、さまざまな動物に食べ物を恵んでほしいと頼むと、サルは木の実を集め、カワウソは川で魚を捕り、ジャッカルはチーズを盗んで持ってきました。しかし、みすぼらしいウサギは草しか集められず、老人がおこした火の中に飛び込んで自身を捧げようとします。それを見た玉皇大帝は、ウサギを月に昇らせて、玉兔としたと言われています。玉兔は広寒宮と呼ばれる宮殿で、不老不死の薬を作っていると言われていて、無私無欲と自己犠牲の象徴として祀られています。また、玉兔はアジアで広く知られる月のシンボルであり、嫦娥とも一緒にいると言われています。

「呉剛伐桂(ごごうさいけい)」という伝説では、木こりの生活に飽きた呉剛が不老不死の体を手に入れようと考えますが、飽き性の呉剛はあらゆる長寿の法に手を出してはすぐに投げ出してしまいます。そんな様子の呉剛に怒りを覚えた玉皇大帝は、月にあるモクセイ(中国語で「桂」)の木を切り倒すよう命じます。このモクセイの木はどれだけ切っても自然に治癒する特性があるため、切り倒すには休む間もなく切り続けるしかありません。しかし、呉剛は未だにこの木を切り倒すことができておらず、中秋節になると木を切りつける音が聞こえると言われています。

中秋節の伝統と習慣

月見

この日は必ず満月になることから、多くの人が家族で集まって月見をします。満月は家族の再会の象徴となっており、これまで何千年もの間、多くの詩人が故郷を懐かしみながら月を眺める詩を残しています。現在では公園や山で月見を楽しもうとする人たちが多いです。

一家団欒

中秋節は家族が集まる最大の機会です。これ以外で、仕事やその他の用事を忘れて家族が一堂に会する機会はあまりありません。中でも最重要な行為が家族との夕食で、家族と一緒に過ごせない人でも夕食だけは一緒に食べようと家路を急ぎます。台湾では、この集まりを利用してバーベキューを楽しむ人も増えています。これは数十年前に始まった比較的新しい習慣です。他にも集まることができない家族に対してメッセージカードを送る習慣もあります。

月餅(ユエビン)を食べる

中国の伝統的なお菓子「月餅」も家族の再会を表すシンボルで、よく家族の人数分に切り分けて食べられます。砂糖やハスの実粉末などの甘い餡が入っているものが一般的ですが、小豆や塩漬けの卵黄などの餡もあります。この習慣は中秋節ならではのもので、月餅の年間消費量が最も多いのもこの時期です。

中秋節に家族で月餅を食べる風習は一家団欒の象徴となっています。(写真 / Foto T)
中秋節に家族で月餅を食べる風習は一家団欒の象徴となっています。(写真 / Foto T)

文旦(ウェンダン)を食べる

中秋節には、ブンタンと呼ばれるグレープフルーツに似た果物を食べる習慣もあります。文旦は中国語で「ヨウズ(柚子)」とも呼ばれ、中華圏では幸運と家族の結束の象徴として扱われています。これは「有子(子供の誕生)」と同じ発音であり、新しい家族の誕生を願うことにつながるためです。他にも嫦娥が好んだ食べ物という説もあります。

文旦はまず皮の部分に自由な発想で絵や文字を書てから食べるのが定番です。( 写真 / Taiwan Scene)
文旦はまず皮の部分に自由な発想で絵や文字を書てから食べるのが定番です。( 写真 / Taiwan Scene)

中秋節は春節(旧正月)ほど重要な祝日ではないものの、多くの家族にとっては大きな行事の一つであり、みんなが楽しみにしている祝日です。台湾に来た際には、ぜひこの日に月餅を食べ、親しい人に連絡をとったり、メッセージカードを送るなどしてみましょう。

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