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船長氣炸!屏東漁船海上勇救22人 返台卻被猛催20萬元檢疫費

台北ドラゴンボートフェスティバルの楽しみ方

チャンピオンになるには良いチームワークが必要です。( 写真/ 台北市体育局)
チャンピオンになるには良いチームワークが必要です。( 写真/ 台北市体育局)

【文/ Sebastian Morgan】 

【編集/ 下山敬之】 

【写真/ 台北市体育局、Taiwan Scene】

台湾旧暦の4 大連休の一つ「端午節(端午の節句)」は、ただの連休ではなく様々な楽しみがあります。例えば2,000 年以上の歴史を持つ龍の形をしたボート、ちまきなどの伝統的な食べ物、この時期特有の慣習、独自のスポーツであるドラゴンボートレースなどです。

台北では毎年端午節にドラゴンボートフェスティバルが大々的に開催されています。今年は新型コロナウィルスの流行で、どのような影響が出るかわかりませんが、周囲の人との距離を保ちながらでも食べ物やイベントなどこの時期の魅力を堪能できるので渡台の機会があれば、ぜひイベントに参加してみてください。

端午節に行われるドラゴンボートレースは2,500 年以上に渡る伝統的な風習です。( 写真/ 台北市体育局)
端午節に行われるドラゴンボートレースは2,500 年以上に渡る伝統的な風習です。( 写真/ 台北市体育局)

端午節の期間

端午節は中国語で双五節とも呼ばれ、ドラゴンボートフェスティバルは毎年旧暦の5 月5 日に開催されます。新暦ベースだと毎年日程が変わりますが、概ね5 月下旬から6 月下旬の間です。今年は6 月25 日の台北ドラゴンボートレースを皮切りに端午節が始まります。

端午節の誕生秘話

端午節の伝承は数が多く、最も知られているのは戦国時代( ジャングォシューダイ)( 紀元前475 年~紀元前221 年)の楚国( チューグォ) の政治家だった屈原( チューユェン)の逸話です。当時は政情が不安定で、屈原は諫言によって反逆罪で追放されます。その後は諸国を放浪し、故郷の腐敗を嘆きながら詩人として20 年の歳月を過ごしました。そして、楚の首都が敵国に占領された報せを受けると絶望して川で入水自殺をします。それが5 月5 日で、付近の村人は屈原を助けるために死に物狂いで舟を漕ぎました。結果的には助けられませんでしたが、村人がせめて屈原の遺体が魚に食べられないようにともち米でできたおにぎりを笹の葉に包んで川へ投げ入れました。この伝承がもととなって台湾人は端午節になると河畔でドラゴンボートレースを開催し、ちまきを食べるようになったと言われています。レース会場では龍の形を模したボートや龍のペイントを施した個性的なボートが見られますが、これは龍が魚を追い払うと信じられているためで、このお祭り自体が屈原の追悼の意を表しています。

端午節の目玉

多くの人が楽しみにしているこのイベントは祝日か、その前後に開催されます。ドラゴンボートレースは最大で50 人以上からなるチームが水上に浮かぶフラッグを争奪する競技で、ルーツは中国南部の水龍崇拝と言われているので、少なくとも2,500 年以上の歴史があります。

このレースで使用するボートの長さは15 ~ 30m で、龍の模様は熟練した職人によって手書きで描かれているのが特徴です。その姿は「ゲーム・オブ・スローンズ」で知られるジョージ・R・R・マーティンの描くファンタジー世界を彷彿させ、走行時には龍の頭部や尻尾に位置する漕ぎ手をドラムがビートを刻むように激しく水面を叩きながら進んでいきます。

台北ドラゴンボートレースの歴史は長く、第1 回大会は1895 年に開催され、1974 年に初めて台北市の公式レースが行われたことを契機に現在のドラゴンボートフェスティバルの形態が生まれました。残念ながら今年は一般開放されませんが、レースは6 月25 日から26 日の日程で開催され、インターネットやテレビでライブ放送されます。例年であれば大佳河濱公園( ダージャーフービンゴンユェン) でゴール付近に設置されたフラッグにボートの舳先から手を伸ばす選手たちの姿が観戦できる他、ボートに描かれた龍に目を入れる伝統的な儀式にも立ち会える文化的なイベントとなっています。

チャンピオンになるには良いチームワークが必要です。( 写真/ 台北市体育局)
チャンピオンになるには良いチームワークが必要です。( 写真/ 台北市体育局)

端午節の食べ物

レースに興味がない人もこの時期にはちまきに舌鼓を打ちます。ちまきはもち米に豚肉、アヒルなどの卵黄を塩漬けにした味付け卵、椎茸といった素朴な具材を笹の葉で包んだものが一般的です。多くの人が心を奪われるこの具材の組み合わせは、前述した屈原が飛び込んだ川に投げ入れられたおにぎりがもとになっています。

機会があれば現地の人にどこのちまきが一番美味しいか訪ねてみてください。おそらく高確率で「実家(母親)」という回答が返ってきます。もちろん市内にも美味しいちまきのお店があるので、そちらにも足を運んでみましょう。例えば蔡萬興老店( ツァイワンシンラオディエン)、四喜食品行( スーシーシューピンハン)、王記府城肉粽( ワンジーフーチェンロウゾン) などのお店は何十年と続く老舗で、地元の人達からも愛されています。

現地の習慣に則るなら、ちまきは欠かせません!( 写真/ Taiwan Scene )
現地の習慣に則るなら、ちまきは欠かせません!( 写真/ Taiwan Scene )

端午節の習慣

端午節に関連する習慣はちまきを食べるだけではありません。端午節は鬼が悪さをする時期とも言われているので、災いを防ぐために行われてきた事柄が多々あります。例えば鬼の侵入を防ぐために玄関や窓の上にセージや甘い香りのする菖蒲といった薬草を大量に吊るすなどです。ホテル滞在の観光客が実践するには難しい習慣ですが、他にも鬼が嫌う各種スパイスやハーブの詰まった小さなにおい袋を身に付けるといった方法もあります。ハーブがなければ卵を1 パック買って、端午節の正午に卵を床などに立たせてみましょう。これができると1 年分の幸運が得られると言われています。ぜひこれらの習慣を参考にしながら端午節の台北を満喫してください。

端午節の正午になったら卵を立てて幸運を得ましょう!( 写真/ Taiwan Scene )
端午節の正午になったら卵を立てて幸運を得ましょう!( 写真/ Taiwan Scene )

- 店舗情報 -

蔡萬興老店

中正区和平西路一段118 号

11:30 ~ 14:00 、17:00 ~ 21:00 ( 月曜定休)

四喜食品行

大安区信義路四段60-46 号( 信維市場内2 階)

9:00 ~ 21:00

王記府城肉粽

松山区八徳路二段374 号

10:00 ~ 1:00

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